2022/02/11 08:57

この冬は寒い日が多いですね。

昨日はこちらでも一日中雪が降っていました。寒い日は温かいものが欲しくなりますね。

ジビエというとフレンチのイメージが強いものですが、昔から日本の山里でも鹿肉はよく食べられています。
「もみじ肉」と呼ばれて親しまれている鹿肉は、みそやしょうゆといった和の調味料ともよく合います。

今回は寒い冬にポカポカと体が温まる「しか汁」と「鹿だいこん」をご紹介。
どちらも、ついついごはんが進んでしまうお料理です。

まずは「しか汁」から。基本的に豚汁と同じです。

【 材料 】
鹿肉(お好みの部位) 200~300g
大根 1/2本
にんじん 1本
玉ねぎ 中1個
じゃがいも(または里芋) 2~3個
しょうが 1かけ
にんにく(お好み)1かけ
ごま油 大さじ1
水 1リットル
みそ 大さじ5~6
しょうゆ 大さじ2

【 作り方 】
1 鹿肉は薄切りにする。野菜は食べやすい大きさに切り、しょうがとにんにくはすりおろす。
2 厚手の鍋にごま油を熱し、鹿肉の色が変わるまで炒め、大根、にんじん、じゃがいも、玉ねぎを加え炒め合わせる。
3 水を加えて沸騰したら灰汁を取る。
4 しょうがとにんにくを加え、野菜が柔らかくなるまで煮込み、みそとしょうゆで調味する。
※他にもれんこん、ごぼう、長ネギ、きのこ、油揚げ、豆・・・などなど、具だくさんにしてお楽しみください。


次はしみしみの「鹿だいこん」です。

【 材料 】
鹿肉(ロースまたはモモ) 200g
大根 1/2本
しょうが 1かけ
油 大さじ1
水 150ml
酒 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1と1/2

【 作り方 】
1 鹿肉は薄切りにする。大根は1cm厚のいちょう切りか半月切りにする。
2 厚手の鍋に油を熱し、鹿肉の色が変わるまで炒める。
3 大根を加えざっと炒め合わせ、水を加えて大根がやわらかくなるまで煮る。
4 酒、砂糖、みりんを加えてなじませる。
5 しょうがとしょうゆを入れ、汁気がなくなるまで煮る。

大根が甘くて柔らかい冬の季節におすすめです。